「Pythonで変数を書くときの添え字が調べても出てこなかった」
「変数の書き方は知っているけど、たまにエラーになって宣言できないことがある」
「Pythonでは何が予約語になっているか調べたい」
本日はそんな方に向けてPythonでの変数の書き方を解説していきます。
Pythonにおける変数の書き方は非常に重要です。
正しい構文を知ることは、コードの可読性やエラーの回避につながります。
加えていくつかの特定の書き方はエラーの原因となることがあります。
この記事ではPythonでの変数の宣言方法や、なぜ特定の書き方がエラーにつながるのか、そしてkwlist
やNone
、予約語についても詳しく掘り下げていきます。
正確な知識を身につけることで、コードの品質を向上させ、スムーズな開発を可能にするでしょう。
また動画もあるので一緒に使用していただければと思います。
Pythonでの変数の書き方
まずPythonでの変数の書き方は以下のようになり、変数名とデータを「=」で挟みますので他のプログラミング言語と似ています。
text = "aaa"
print(text)
JavaScriptだと「let 変数名」でPHPだと「$変数名」のように一般的には何か添え字が変数名の前に必要ですが、Pythonにはなくて変数名だけ書けばOKです。
変数に入れられるものは数字、文字列、配列、オブジェクトなど全てのデータ型に対応できていて、例えば他の言語でいうNull、NillはPythonでは「None」と表現します。
# nullやnillのような値がないもの
text2 = None
print(text2)
またPythonにおける変数名の作り方にはルールがあり以下のように数字を一番先頭にすることはできません。
text1, text2のように数字は先頭以外の場所に移動させて変数名を作りましょう。
また予約語といって「このキーワードは変数名にできません」というものがあります。
例えば以下のように「def」というキーワードを変数名として使うことはできずエラーになります。
ちなみにdefは関数のときに使用するキーワードです。
変数名として利用できないキーワードを「予約語」と言います。
どれが予約語なのかはネットで調べるかコード上でライブラリを使って知ることができます。
keywordというライブラリがありインポートしたら、keyword.kwlistとすることで予約語の一覧を表示できます。
# 予約語を調べる
import keyword
print(keyword.kwlist)